【連載NO.4】 やりたいことの見つけ方

社会人になると友達できない問題

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상시

주최자

中越 裕史
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社会人になると友達できないという相談

こんにちは。カウンセラーの中越です。

よく相談に来る人が口にする悩みだけど、
一見、天職探しと関係なさそうな悩みがあります。

それは「社会人になってから、友達ができないんです…」という相談です。

この相談、実に多い!!

そして以外に根が深い。

これを深く考えてみると、天職探しのヒントになります。

というわけで今回は、「社会人になると友達できない問題」と天職の関係性についてお話したいと思います。

社会人はほとんどが孤独

天職探しの相談なのに、

一見、関係なさそうな悩みを相談されることがあります。

それは、「社会人になってから、友達ができないんです…」という相談です。

正直、僕自身この問題について、人のことをいえません。

昔の職場で仲良かった人も、転職したら急に疎遠に…。

勉強会等で仲良くなった人も、時間がたつと疎遠に…。

社会人になってから、「友達になれたかな…」そう思えるのって2人くらい。

その人達も、年に1回連絡取るかどうか。

結婚したり子供がいると、なかなか気軽に連絡できない。

社会人って、思ったより孤独なんです。

「友達100人できるかな?」どころか、

「友達1人できたらいいな…」

それが社会人の現実。

一日、仕事の中では、たくさんの人と会話をする。

仕事関係の人達と飲みに行くこともある。

習い事や勉強会で出会って、色々話をするようになることもある。

でも、それはあくまで表面の付き合い。

深い人間関係にまで発展しないことがほとんどです。

なかなか一人の人間としての、深い話や関わり合いがない。

そこに社会人の孤独が隠されています。

これが…思ってる以上に、辛いことなのです。

20~30代前半と地方出身

特に地方から出てきた人と、20~30代前半の人に顕著で、深刻な悩みになりがちです。

当然なのですが、地方から都会に出てくると地元の友達と疎遠になります。

なので、社会人になってから友達を作る必要があります。

もともと都会で生まれた人は、たまに学生時代の友達と遊びに行くことができる。

でも、地方から出てきた人は疎遠になって当然です。

そうなると、気軽に遊びに行ける人が本当にいなくなってしまう。

また20~30代前半の人は、それより上の世代に比べて同期入社が少ないのが問題。

当たり前のことですが、先輩後輩の関係よりも同期の方が友達になりやすい。

上司や会社の愚痴なども同期の方が圧倒的に言いやすいですから。

でも、日本は人口減少社会で、20~30代前半の人は同期入社の人が少ない。

だから、気軽に話せる人が社内に少ないのです。

この寂しさ、孤独感が、仕事のストレスを何倍も強くしてしまいます。

社内でも社外でもいい。

一人か二人でいいから、気軽に話せる人がいればずっと気持ちは楽になる。

一人か二人でいいから、自分の理解者、共感者がいればそれが大きな救いになる。

それがなければ、胸の奥に嫌なエネルギーがどんどんたまっていく。

それはいつしか自分を追い込んでいきます。

だから「社会人になると友達できない問題」は意外と深刻なのです。

逆になぜ学生時代は友達ができたか

社会人になると、友達を作るというのが急に難しくなります。

それは誰も同じで、いたって普通のこと。

でも、逆に考えてみると、なぜ僕たちは学生時代に友達を作れたのでしょう?

その理由は結構シンプルで、次の3つにまとめられます。

  1. 同年代とたくさん出会う
  2. 頻繁に違う環境になる
  3. 強制力が働いている
一つずつ解釈していくと、まず
  1. 同年代とたくさん出会う

僕の場合、小中学校時代はまだまだ子供が多い時代。(今年で41歳です)

1組35人が7クラス。
ざっと一学年で245人ほど。

さすがにそれだけいれば、一人か二人くらいは気の合う人がいます。

出会う数が多ければ、それだけ気の合う人も増える。

とても単純な確率の問題です。

しかもそれが、全員同い年なのです。

もちろんですが、上下関係がない方が友達になりやすいです。

年が離れた友達もたまにはできるけれども、同年代の方が話しやすい。

同年代とたくさん出会うということは、それだけ友達ができる確率がどんどん高まっていくということなのです。

ただ、30代を過ぎれば1~3年の年の差なんて、あってないようなもの。

41歳になる僕は、前後5歳くらいに関しては同年代の気分です。

そう思うことで友達になれる確率が高まるような気がします。

これは数少ない、歳を取って良かったことです。

2. 頻繁に違う環境になる

次に大事なことは、たくさんの人と出会ってもじっとしていたら意味がないということ。

245人いても、前の席か隣の席の人以外、話しかけることもありません。

しかし、小中学校は9年かけて、クラス替え・席替えがあり、大量のシャッフルをします。

それ以外にも、いろんな場面でグループ分けがあります。

僕は人見知りだったので、クラス替えや席替え、グループ分けは怖かったです。

特に体育の時間では、「グループ分けで一人ぼっちになったら…」そう思うとすごく怖かった。

でも、今になって思うと、ああいうシャッフルがないと、強く人見知りだった僕は、誰にも話しかけないままです。

シャッフルがあると、なんとなく雰囲気が合う人と出会う可能性が高くなる。

場合によっては、向こうから話しかけてくれます。

こういうのって、社会人になってしまうとめったにないんですよね。

習い事や勉強会でも、いつも同じ席に座ってしまい、なかなか違う環境が作れない。

同じ曜日の同じ席…。違う席に座るのをつい避けてしまう。

だから毎回、同じ人と軽く話すだけ。

かといって、自分から積極的に別の人に話しかけない。

よく考えてみると、これでは友達ができなくて当然。

僕自身、いろんな習い事や勉強会に参加をしてきました。

でも、なかなか友達ができないのはシンプルにこれが理由です。


3.強制力が働いている

最後に大事なのは、意外なことに強制力です。

実際のところ、日本人なんて大半の人が人見知りだと思います。

自分から積極的にフランクな態度で知らない人に話しかける。

そんなことできるのは、おそらく人口の数パーセント。

大阪生まれの大阪育ちで、もう41歳になる僕ですら、知らない人と話すのは辛い。

実は30歳の時、ジムに通いました。

半分、身体を鍛えたい。
半分、友達できるかな。

僕は独立をしてから、基本ずっと一人で働いてます。

するとやっぱり、孤独が襲ってくることが…。

別に、異性でなくていいのです。

同年代の友達が欲しい。

ところがジムに通っても、無言で行って無言で帰るだけ。

「ただ、ひたすら無言…!」

お坊さんの修行でもないのに。

たくさん人がいるのに、誰とも話さずに帰ってくる。

これってよけいに孤独です。

「ジムで友達になってる人も、見渡しているといるみたい。今日も僕は、誰とも話していない。消極的な自分が嫌になる…」

軽く身体を動かしても、心は重くなっていました。

ジムを辞めた理由は、半分はそれが原因です。


でも、学生時代って、話さざるを得ない強制力が自然と働いています。

体育の授業、理科の実験、その他いろいろなイベント。

基本的に僕は、一人ぼっちになることが、どれも怖かったです。

でも、それらのイベントは、半ば強制的であったとしても、話しかけ合うきっかけになる。

そこから、相手と気が合うかどうか、なんとなく雰囲気でわかる。

これがすごく重要です。

だって、人間なんて、みんな人見知りで当たり前。

なんの強制力もないのに、自分から積極的に話しかけられる。

そんなのごく一部の人だけ。

人間なんて、多少の強制力がないと友達なんてできないのです。

ちなみに大学では、こういう強制力が少なく、友達できにくいですよね。

社会人になると、仕事上の付き合いになるので、もっと友達ができません。

こういう孤独感って、働く人の大きな問題なのです。

社会人友達と天職の関係

さて、ずいぶんと長々と「社会人になると友達できない問題」についてお話ししました。

というのも、実はこれ、天職探しと関係あるのです。

天職を見つけるとき、やりたいことを見つけるとき、

「自分なんか無理に決まっているよな…」

そういう心のハードルが、壁になることが多いです。

それを乗り越えるときに、身近な成功例がきっかけになる。

そういうことがとても多いです。

「自分でお店やってる人と、話すことがあったんです。その人がすごく楽しそうで…」

「勉強会で出会った人が、ネットで小物を売っていて、自分もやってみたいなって…」

「最近、知り合った人が、働きながら勉強してて、自分も何かしたいなって…」

いろんな人と出会うことは、自分の視野を広げます。

そうやって視野が広がることは、自分の固定観念を崩すことにもつながっていきます。

それは言い換えると、自分の可能性を広げること。

僕は人付き合いが苦手で、社会人になってからの友達は正直、ほとんどいません。

ただ、「良い刺激になった人」はたくさんいました。

心理学を学んでいるとき、いろんな人に出会いました。

会社員も自営業者もいれば、主婦や立派な管理職の人も。

いま連絡を取ってる人は、ほとんどいません。

でも、人それぞれ、いろんな生き方があることを実際に出会って知りました。

「純粋に楽しんでやってる人」

「お金にならなくてもやる人」

「同年代でも独立している人」

他の職種や業界について、話を聴くことができる。

それだけで大きな収穫です。

それは本当に、良い刺激になりました。

普通に働いていたら、そんな機会ないですから。

「僕も、ほんのちょっとだけやってみようかな…」

そうやってほんの少し、僕を後押ししたと思います。

社会人になってから、新しく友達を作る。

それはやっぱり、簡単なことではありません。

このことについて、僕自身、偉そうにいえません。

僕もとても苦手だからです。

でも自分から出会いに行かないと、永遠に孤独を抱えたまま。

それだけは、間違いないことです。

友達を作るためには、シンプルに数を増やして確率を上げるしかない。

多少、強制的な場面に、自ら身を置くしかない。

それは小中学校時代、友達ができた理由を考えると当たり前の真実です。

だから、いろんな出会いの場に自分からいってみるしかない。

友達ができなくても、別の収穫がきっとあるはず。

自分と違う働き方の人と、話をしてみるだけでもいろんなことに気づける。

いろんなことに気づくことは、自分の価値観を変える。

それは自分の可能性を、大きく広げるきっかけになる。
天職に就くためには、自分の固定観念を変えることが大事。

そのためにも、いろんな人と出会うことは良い刺激になるはずですよ。

次回は自分を変えるためには周りの人や環境を変えるべきについてお話したいと思います。
お楽しみに!
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