【連載NO.9】やりたいことの見つけ方

情熱大陸を見ると、やりたいことが見つからない説

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주최자

中越 裕史
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こんにちは。カウンセラーの中越です。

今回僕がお伝えする説は、「情熱大陸を見ると、やりたいことが見つからない説」です。

もっと具体的に言うと、「やりたいことを見つけるには、情熱大陸を目指すのではなく、魚籐さんを目指すべき」

自分で書いていても、これでは何のことだかちっともわかりません。

ところがこれを、ちゃんと心理学的に説明できるのです。

なぜ情熱大陸を目指すと、やりたいことが見つからないのか?

あと魚籐さんって誰なのか?

全部ちゃんとわかります。

というわけで今回は、やりたいことを見つけるには情熱大陸ではなく魚藤さんを目指すべき!について話していきます。

情熱大陸を見るとやりたいこと見つからない説

やりたいことを見つけるとき、多くの人が失敗すること。

それは「本当にやりたいことを仕事にするような人間は超一流の人物のはず。世界の第一線で活躍する、情熱大陸に出てくるようなすごい人にならなければ…!」と思ってしまうこと。

実際、僕自身も若い頃、やりたいことがわからない時はずっとそう思ってました。

でも、こんな考え方をすると「そんなすごいこと、とても自分なんかにはできそうにない…」

と足がすくんでしまい、なにも動けなくなります。

情熱大陸に出てくるような人は僕にとって、あまりに高嶺の花なのです。

期待価値理論で考えてみよう

「情熱大陸を見ると、やりたいこと見つからない説」

これを説明するための、心理学の理論があります。

それは、期待価値理論という「やる気」についての理論。

「価値」というのは、手に入れたいものの魅力。

手に入れたいと思うものが魅力的である方がやる気が出る。

これは当たり前で、特に説明も必要ないです。

やりたいことを仕事にする。それは十分に魅力的なこと。

価値があって当たり前です。

では、「期待」とは?

ここでいう「期待」とは「それがどれくらい、手に入れられそうか?」という期待値のこと。

いくら魅力的なことでも、とても手に入りそうにないならまったくやる気になれません。

情熱大陸みたいな人になる!それはすごいことだけど、あまりに期待値が低いです。

だから、現実味がなくやる気になれないのです。

やりたいことを仕事にする。

それを考えたときに、情熱大陸をイメージすると上手くいかない理由はこれ。

期待価値理論で考えて、これはダメなパターンです。

だから、まずは心のハードルを下げること。

もっと等身大の、普通の凡人だけれどもやりたいことを仕事にしてる。

そういう人を目指さないと、あまりに目標が大きすぎて永遠に一歩踏み出せません。

だから、やっぱり「情熱大陸を見ると、やりたいこと見つからない説」は説立証だと思います。
(水曜日のダウンタウンに影響されてしまいました)

僕の数少ない成功は魚籐さんを目指したこと

では、情熱大陸を目指すのがダメなら、なにを目指したらいいのか?

これが大切なところ。

僕の人生は失敗ばかりで、そのせいでこのコラムでも失敗談を書くことがほとんど。

でも、そんな僕が「これは数少ない、僕の選択したことが大正解な例だったな」と思えることがあります。

それは僕が20代半ば、カウンセラーになりたいと思い始めた頃。

「僕は、情熱大陸に出てくるような人でなく魚籐さんみたいになりたい」と思ったことです。

ちなみに、魚籐(うおとう)さんと読みます。

魚籐(うおふじ)さんではありません。

魚籐さんは、僕が子供の頃住んでた町の小さな小さな魚屋さん。
(僕が住んでいた町は、京阪電車の各駅停車で森小路という所です)

おじさんとおばさんが夫婦で切り盛りしていた、小さな小さな魚屋さん。

僕が小学生くらいまで、サザエさんに出てくるような個人商店がたくさんありました。

魚屋さんにお肉屋さん、八百屋さんにお豆腐屋さん。

大型スーパーではなく、個人商店があったのです。

味にうるさい僕の母は、いつも魚籐さんでお刺身を買っていました。

スーパーでも魚は買うけど、本気のお刺身を買うときはいつも魚籐さんでした。

「このヒラメの縁側、おいしいやろ?お刺身買うんやったら、やっぱり魚籐さんやわ」

母はよく晩ご飯の時、そういってました。

僕の同級生に遠藤君という医者の息子がいました。

遠藤君の家は、お医者さんの家系で、とてもお金持ち。

そんな遠藤君が「お刺身はやっぱり、魚籐さんが一番おいしい」といっていて、

「お金持ちの遠藤君の家でも、やっぱり魚籐さんなのか」

と思ったことを、なぜか今でも覚えています。

そのとき、僕は子供ながらに「きっと魚籐さんは、ええ仕事してるんやな」と思いました。

こういうことって大人になった今でも何で覚えてるんだろう。

正直、魚籐さんは、情熱大陸に出るようなすごい店ではありません。

オシャレでもなく、世界の第一線でもない。

きっと魚籐さんでは、お店のおじさんもおばさんも名言をいったりしない。

もうご主人が歳を取り、引退してお店も閉めちゃった。

でも、僕も母も、遠藤君も知っている。

「やっぱり、魚籐さんのお刺身が一番、おいしい」ということを。

魚籐さんで僕はやりたいことに踏み出せた

僕が何度も転職を繰り返し、20代半ばを過ぎてから、

「やっぱり、カウンセラーになってみたい」と一度はあきらめた夢を引っ張り出したときのこと。

「今の僕の年齢からじゃ、とてもカウンセラーとしてエリートコースは望めない。

今から大学院で研究とか、海外で心理学を勉強とかは、とてもじゃないけど無理だ。

僕はそういう熱いタイプじゃない。

でも、魚籐さんみたいに小さなお店でいい。

いつか自分でカウンセリングルームを持つことができたら…。

それはどんなに、幸せなことだろう。

もし、僕や母や遠藤君が、魚籐さんに感じていたように、

僕のカウンセリングルームが、気に入ってもらえたなら…。

僕はどれだけ、幸せなだろう」

僕は情熱大陸にはあまり興味を持てず、

「魚籐さんみたいになるにはどうしたらいいんだろう?」

そればっかり考えてました。

ビビりな僕は情熱大陸を目指したら足がすくんで動けない。

でも、魚籐さんになら、ちゃんと努力をして、いくつか運が重なれば、僕もなれるかもしれない。

この気持ちは僕自身を大きく勇気づけました。

僕の目標はずっと、情熱大陸に出るような人でなく、魚籐さんでした。

僕にとって魚籐さんは等身大な目標で、いい仕事の見本でした。

だから僕は一歩踏み出せたのです。

一流になる必要などどこにもない

情熱大陸に出るような、世界の第一線で活躍する人はやっぱりすごいと思います。

素直にうらやましいし、尊敬できることだと思う。

でも、人間が生きていくのに、有名になる必要なんてどこにもない。

大企業にいる必要なんて、どこにもない。

オシャレでなくていいし、キラキラしてなくていい。

小さな小さなお店でいい。

ただ、やりたいことを仕事にしたい。いい仕事をして生きてみたい。

僕は魚籐さんという等身大な目標を目指したから、一歩踏み出せたのだと思う。

いまでもやっぱり、仕事で悩むことがあります。

そのたびに僕は思います。

「僕は、魚籐さんになれたかな?」

やりたい仕事の目標は小さく現実的に

「情熱大陸を見るとやりたいこと見つからない説」

この説の意味は、わかってもらえたと思います。

「もっと等身大の、普通の凡人だけれども、やりたいことを仕事にしてる」

そういう人を目指さないと、一歩踏み出せなくなる。

だって僕たち人間は、期待価値理論で動いてる。

情熱大陸はやめて、もっと凡人を目指そう。

「もっと等身大の、普通の凡人だけれども、やりたいことを仕事にしてる」

そういう人を、目標にしてしまう。

たったそれだけでも、やりたいことを仕事にする一歩を踏み出しやすくなる。

まずは等身大の目標から、考えてみませんか?

次回は<意外にもやりたいことを見つけるには働く服装から考えること>についてお話したいと思います。
お楽しみに!
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