【連載NO.5】テイカーを見抜いて職場の満足度UP!

3つのタイプ別!断れない自分を変える方法

일자

상시

주최자

Kazutomo Nagasawa
유형
아티클
태그

利用されてる…?

皆さんは、優しいが故に損した事はありませんか?

「なんだか善意を利用されているような気がする…」と感じたり、

お人好しが損する不公平な世の中に怒りを感じた事がある人も少なくないはず…!

そこで今日は、そんな悩みを解決する方法を紹介したいと思います。

今回の記事では、人からの頼まれごとを断れずに引き受けるけど一向に評価されない!という方のために、

その優しさの有効な使い方を知って人生の幸福度を上げる方法を解説します!

この記事を読んでいただければ、立ち回り方を知ることができます。

そして、人間関係を乱すことなく仕事の満足度、人生の幸福度をアップさせることができるようになるので、最後まできちんと読んでくださいね!
この記事では、アダム・グラント著
GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代 (単行本)

この著書を参考に、与える人が成功するために知っておくべき大切なこと。

それらを、仕事の場面や人生の場面で役立つ形に応用してお届けします。

断れない自分を変える!

断れない自分を変える!
いきなりの質問ですが…

あなたは仕事上で人から頼まれたら「断れない性格」ですか?

もしそうであるなら、気がつくとどんどん仕事を頼まれて、何でも引き受けてキャパオーバーになってしまっていませんか?

そういう方は「ギバー」タイプに当てはまります。
ギバーとは、自分の時間や知識、労力を惜しみなく人に与える人

このタイプの方は、結論から言うと…

その「give(与える)精神」は素晴らしいですが、使い方を間違えてしまっている可能性が高いです。

正しい「give = 与えること」の方法を知ることで、仕事に対する満足度が上がって、それに伴って人生の幸福度を上げることができます。

頑張っているのに
  • 評価されない
  • 本当は断りたい
  • 損している気がする
そんな風に思っている方に「変わる為の5つのポイント」をお伝えします。

それが「あなたを苦しめる『テイカー』と呼ばれる性質のタイプを人生から排除する」ことにつながるのです。

まず大前提として著書で登場する「3つのタイプ」について理解を深める必要があるので、説明していきたいと思います。

「テイカー」と言う性質の人を排除することが仕事の満足度と、人生の幸福度のアップに繋がるっていう事?

そもそも「テイカー」って何?と思うでしょう。

この「タイプ」については3つ目の項目で解説します。

まずはテイカータイプを排除すべきその理由と根拠を一緒にみていきましょう。



テイカーを排除すべき理由

優しいあなたは人から頼まれたら、多少忙しくても笑顔で引き受けていると思います。

そうやって周囲とのバランスを保とうと努力しているでしょう。

以前、某ニュースサイトで「自分は断れない性格だと思うか?」調査をした結果、

実に約4割の方が自分自身が「断れない性格」だと認識しているという結果が出ました。

「断れない性格」の何が問題なのかと言うと…

あなたが相手に「give = 与えている」と思っていることは、実は「搾取されている」ということに気づいていないという事です。


giveにも種類があり
  • 成功するgive
  • 失敗するgive
この2パターンが存在します。

そしてそこに関わってくるのが「テイカー」と呼ばれるタイプです。

テイカーは「take = 取る」ことを指し、後述しますがgiveを消して搾取するタイプです。


結果的に「失敗するgive」になっている人は、これを理解していないがゆえに人にうまく使われるような図式になっています。

このテイカーにうまく使われないようにするには、テイカーから逃れるには…

この世に存在する「3つのパターンの人間」「成功するgiveとはなにか」を理解することが大切です。

それを知ることであなた自身がいかに好意を搾取され、感謝されるどころか利用されていたかが客観的に理解できるでしょう。

そして、その図式から逃れて「正しいgive」に変えることで人生の幸福度と満足度をあげていくことができます。

次の項目では、3つのタイプを具体的に解説すると同時に、それぞれの幸福度ランクも紹介します。

そして人生から排除すべき「テイカーの見分け方」についても徹底解説します!

3つのタイプ

3つのタイプ

1.この世に存在する3つのタイプ

この世には下記のタイプが存在します。

  1. ギバー(giver)
  2. テイカー(taker)
  3. マッチャー(matcher)

ギブ&テイクと言う言葉で上の2つはわかると思いますが「マッチャー」って何でしょう?

ギバーは「与えるもの」、テイカーは「受け取るもの」。

これに対しマッチャーはこの2つを「調整するもの」で、時にギバーに、時にテイカーにと使い分けをする人を指します。

これを割合にしたらどのタイプが一番多いと思いますか?

実は一番多いのは「マッチャー」で56%もいるといいます。

次いでギバーが25%テイカーが一番少なく19%です。

ちょっと意外ですよね。

私はてっきりテイカーが一番多いと思っていました。

と言うのも、人は与えるより先に受けてから返すことを考えると思ったからです。

そのテイカーが一番少ないのには驚きました。

あなたの予想は当たっていましたか?

この中でも、これからの時代で成功するのは「ギバー」であるとGIVE & TAKEでは説いています。

これって古くはローマ帝国時代のローマ5賢帝の最後の皇帝、マルクス=アウレリウス=アントニウスも同じ内容のことを言っていたというから驚きです!

それくらい普遍的な形なんですね。

では早速この3つのタイプの幸福度ランクと特徴をみてきましょう。

2.幸福度ランクと特徴

  • 最下位:ギバー
最下位は「ギバー」です。

え?これからの時代成功するのに?と思ったかもしれませんがここで言うギバーは、

「失敗ギバー」と言われるタイプの人です。

このタイプのギバーの方は「搾取されるタイプのギバー」です。

つまり「何でも引き受けてしまう」タイプです。



与えているようで実はあなたの「時間」という貴重なものを「搾取」されているんです。

まずはこのことに気づきましょう。

それがスタートです。

  • 第3位:テイカー
続いて3位は「テイカー」です。え?4位まであるの?

そう思ったかもしれませんが、そこは後で説明します!

テイカーは途中までやらせておいて、最後の最後で「これ俺がやっておくよ」と言いながら手柄までとっていくタイプです。

会社内に部下の仕事を成約ギリギリのところで取ってしまう、そんなタイプの上司っていますよね…。

経営者でも「あれやっといて」「これやっといて」と丸投げして功績は自分が持っていく人が多いです。

このタイプは最初は良くても待っているのは「失脚」です。

  • 第2位:マッチャー
これには3位の「テイカー」の性質に関係があります。

マッチャーは受けた恩は返したい、与えた恩は返されたい。

そんなタイプです。

なので、テイカーの振る舞いを見て「制裁を与えたい」という特徴を持っています。

マッチャーの性質は「目には目を、歯には歯を」というものです。

実は一番怖いタイプかも…


  • 第1位:ギバー(成功ギバー)
残る1位は「成功ギバー」です。

最下位で出たギバーとは全く異なるギバーなので、次項でその定義と、なる為の方法をお伝えします。

3.成功ギバーになるためには

「成功ギバー」には下記の3つの特性があります。

  • 達成型
助けることができたという達成感があって、自分にもメリットがあるそんな人へgiveを行う。

  • 計画型
毎日助けるのではなくまとめてする。時間を区切る(年間100時間ルール)
ヘルパーズハイが気分を高揚させる(年100時間〜800時間まで)

  • 自主的
助けたい人を選んでいる。
断ることができる。

失敗ギバーが頼まれて受け身的に助けるのに対して、成功ギバーは自分から、そして助ける相手を選んでいます。

このことから、ギバーは「ボロ勝ち」するか「ボロ負け」するかのどちらかに大別されます。

あなたが成功ギバーになるためには、まず「断る」ことです。

それは「いやで断る」ということではなく「期限的に無理」だったり「毎日受けたりする」ことを断ることです。

その上で助けるのを週に1日もしくは2日程度に抑えて自分のやるべきことに集中すること。

そうして自分に余裕を作り、自分から助けようと思う人に声をかける。

そう、今まではこの順番が逆で、さらに立て続けで依頼が飛び込んでくるので選ぶこともできなかったわけです。
 
これが理解できたら、まずは断るものは断って自分に余裕を作ることからスタートしましょう。

そして次が重要な「テイカーの見分け方」です。

4.テイカーの見分け方

成功ギバーが組織を作る時、どのような編成が好ましいでしょうか?

  • 例1:成功ギバーを集める
しかし25%しかいないギバーの中のさらに成功ギバーを見つけるとなると、これは相当な労力で現実的とは言えません。

  • 例2:テイカーを排除(回避)する
これが現実的な方法です。

しかし、なぜテイカーを排除しなければならないんでしょうか?

理由は、テイカーはgiveを全部吸い取り、組織の中でgiveすることをネガティブなものにしてしまう性質を持つからです。

要するに…giveの効果を消してしまうんです。

多くのギバーがいるかどうかよりも、一人のテイカーがいることの方が危険なんです。

では、どうやってテイカーを見分けたら良いのでしょうか?

中には人当たりの良いテイカーもいて一見ではわからない場合があります。

この場合見分ける為の「レック判別」というものがあります。

レックとはオスがメスに求愛する行動のことを指します。




方法①:写真で見分ける

経営者ならパンフレットで使われる自分の写真、SNSならアイコン写真です。

「自己顕示欲」が強いテイカーはここに自分を前面出しします。



方法②:言葉遣いで見分ける

テイカーは「私(英語なら「I」)」の一人称で話をする傾向があります。

対してギバーは「私たち(英語なら「We」)」で話をします。

こう言ったところにもテイカー傾向というものは表れます。

 

方法③:有効な質問がある

「あなたが影響を与えた人物は?」と質問をします。

ギバーの場合、自分よりも下の人を上げますがテイカーは自分よりも格上の人を出します。

ここも見分けるポイントです。

全てのことに対して「自分が中心」「自分を上げる」ことが目的なのがテイカーの大きな特徴です。

5.人は全て持っている

ここまで成功ギバーとテイカーについて、多くの割合で書きましたが、ここで注目なのが、人は本来この3つのパターンを「全て内に持っている」という事実です。

え?全部?と思いますよね。

環境などの要因でそれが顕在化してギバーになったりテイカーになったりするわけです。

もしかしたらこの記事を読んでいただいている方で「自分はテイカーに当てはまるかも」と感じる方もいるかもしれません。

でも安心してください。

テイカーが悪者扱いされますが、もう1つのポイントとしてタイプを変えることもできるということなんです。

著者のアダム・グラントは「行動で変われる」

信念や動機は後からついてくると書いています。

なので、大事なことはまずは行動から変えること。

アダム・グラントはGoogle社やIBM社、ゴールドマンサックス社など、世界的大企業の戦略コンサルティングをしてきた人物です。

 その言葉には含蓄があります。

理由を求めず、成功ギバーになるならば今どのタイプであろうと「行動を変える」これにつきます。

その真理は「持たざる者に与える」ことです。

なのでこれを間違えて「持つものに取り入る」ことに使うと、戦略的テイカーという「テイカーの最上位」になりかねません。

自分より弱い立場、未熟な人たちへ見返りを求めることなく与えていってください。

それが成功ギバーへの1歩です。

仕事の満足度と人生の幸福度をUP

今回の記事では特に前項の「具体策」のボリュームに注力しました。

せっかく優しい心で人助けをしているのに、それた評価されないなんて悔しいし悲しいですもんね。

それぞれのタイプと影響、見分け方が分かれば怖いものはありません。

助け方を少し変える、考え方を少し変えるだけでこんなにも大きな違いが出ることが分かって頂けたと思います。

これを実践すれば、無理をする必要も誰かのご機嫌をうかがう必要もなく、自分の仕事を優先しながら、ゆとりの部分で人助けができるようになります。

そうすれば自然に周囲からの評価も上がって満足度がアップ、そして人生の幸福度もアップしていきます。


結局は「軸」をしっかり持ってgiveしていくということが大事だということです。

この記事にたどり着いた「心優しきあなた」のgiveが多くの人を幸せにして、同時にあなた自身も幸せにしますように。

心から応援しています!

Kazutomoによる「転職の向こう側」を成功に変えるヒントは下記URLからチェック!
https://kazutomo-nagasawa.com/

周りにテイカーが多すぎる…という方は転職を考えてみては?
まずは上記のボタンをクリックして求人検索から!